あらすじ: 河野香奈子(かわのかなこ)は小学3年生の女の子。河童小学校に新しく転校してきた。 なんとその小学校には河童しかいないのであった!生徒も先生も皆河童。 でも、どういうわけか、お母さんには河童には見えないらしい。 香奈子は人間だというだけで、クラスメートの広太(ひろた)達にいじめられてしまう。 それを学級委員の川本拓磨(かわもとたくま)がかばってくれた。 ある日、香奈子の友達の真子(まこ)が、頭のお皿が乾いてプールで倒れてしまう。 その時、拓磨から「カッパは頭の皿が乾くと体中の水分が無くなって死んでしまう」と教えられるのであった。 そんな拓磨は実は人間とカッパのハーフで泳げない。そのせいで広太にいじめられてしまう。 怒る香奈子。 しかし、広太にはいじめるだけの理由があるのであった。 カッパ達は人間によって居場所を奪われてしまったのだ。 喧嘩しながらも平凡な日々は続く。 ところがある日、河童小学校が廃校になってしまうことが決まって・・・!? 一言で言うと、ほのぼの温かファンタジー(自称)。 絵についてのアドバイス: とっても可愛らしい絵でした。 同じ大きさの人物ばかりが続くので、思い切り大きなアップや思い切り小さい絵と 変化をもたせてメリハリを出すといいと思います。 ストーリーについてのアドバイス: お話も中学生らしいかわいいほのぼのとした お話でした。本当にカッパはいて、昔人間が本当に殺したのかもしれない…とつい考えてしまいました。 総評: 絵、ストーリー共に一生懸命で好感のもてるかわいい作品でした。 初投稿ということで、分からない事も多かったと思いますが、がんばって完成させていました。 これからもがんばってくださいね。 さて、絵のほうですがアドバイスにかいたように同じ大きさの人物が続くので アップやロングでメリハリをつけると同時に構図も工夫してください。 わりと正面からみた絵が多いので上から見下ろしたり、下から見上げたりと、 色々な角度から人物を描いてみましょう。 ストーリーの方はカッパ達とのエピソードがいっぱいで主人公の楽しさがよく伝わってきます。 次作を待っています。楽しいエピソードを期待しています。 結構気に入ってたりします。この話。ネームなんて作らずに 直接原稿用紙に下書き始めました。その場その場でストーリーを考えてって(笑)。 丸ペン1本、Gペン1本のみで描き進めていったので、後半部分は線が太くて汚くて とても人様には見せられないような状態になっています(笑) しかもデッサン狂いまくりだし、トーンもベタもはみ出てるわ、セリフは基準枠線から出てるわ・・・(汗) この漫画が完成した時期と、森ゆきえ先生が「めだかの学校」でデビューした時期は ほとんど同じ時期だったはず。 似たような(?)タイトルで真似してると思われるんじゃ…?と心配したのを覚えています。 |