さて、ペン入れに使う道具ですが、
丸ペン=髪の毛や目など細かい所に使用。背景にも使える。 ゼブラ 丸ペン-A(No.2586-A) 硬筆 ゼブラ 丸ペン-E(No.2593-E) 100本入 軟筆 ゼブラ 丸ペン 5本入り 日光 丸ペン 10本入り タチカワ 丸ペン 36本入り メーカーによって書き味が違うので、自分にあったものを探してみてください。 私はゼブラのAタイプを愛用しています。繊細な線が引けます。少女マンガ向き。 ゼブラのEタイプは書き味がとてもなめらかで初心者でも扱いやすいと思いますが、やわらかすぎるため、細い線を引くにはあまり向いていません。 Gペン=人物の輪郭など。 ゼブラ Gペン 10本入り タチカワ Gペン 10本入り 日光 Gペン 5本入り 私はゼブラを使っています。 スクールペン=わりと均一な線が引けるので、吹き出しや書き文字に向いてる ・・・かもしれない。 日光 スクールペン先 10本入り 他にも色々な種類のペン先があります。 ペン軸=上記のペン先をつける物。丸ペン専用の軸や、丸ペンGペン共用の物な どがあります。 私は雑誌に投稿した時にもらったペン軸を使ってます。 インク=墨汁や黒インク。色んな種類が出回ってるので、お好きな物をどうぞ。 オススメは開明墨汁。書き味なめらかです。ただ乾きにくいし、耐水性じゃない ので、手につきやすく、原稿が汚れる可能性が高い。使用後ちゃんと水洗いしな いと、ペン先がさびやすくなる。黒インクは、乾きが早い。乾きが早いせいか、 付けペンにつけたインクが長持ちせず、頻繁にインクにつけなかればならない。 しかしペン先は錆びにくい。開明のドローイングゾルKは結構使いやすかったような気がします。 ミリペン=様々な太さがあるので、枠線や、吹き出し、書き文字に使える。狭い 部分のベタ塗りとか。値段もお手軽。 枠線に使うなら0.8くらい。細かいベタ塗りなら0.3が使いやすいです。 ロットリング=こちらはかなりお高い。使い道はミリペンと同じだが、こっちの 方が安定した線が引ける(たぶん)。インクは詰め替え可。 ホルベイン ロットリング・ラピッドグラフIPL 0.8 155080 筆ペン=ベタに使用。髪のつやにはコレが便利。 ぺんてる筆 中字 XFL2L ぺんてる 筆ペン 筆 極細 XFL2F 10セット ぺんてる使ってます。髪のツヤも(慣れれば)これでキレイに描けます。 。広範囲のベタにはあまり向かない。(インクが出にくくなっちゃうから) 筆=広い面のベタに使用。面相筆使えば髪のつやも描ける。 ホワイト=修正ペンや、ポスターカラーの白の事。漫画用修正インクなんてのも ある。 コミックインク・修正液 デリーターホワイト2 アイシー コミック スーパーホワイト 20CC 少量を皿かなんかに取って適度に水で薄めて使う。面相筆の先を使って目 などのハイライトや、はみ出した部分の修正するために使用。ミルキーペンでも 代用できます。 定規=枠線や集中線、背景に使用。すらないように、向きに注意!トラブル後は ティッシュで定規に付いたインクを取っておきましょう。 おそらくこんなもんでしょうか。最低限、ペン先・ペン軸・インクがあればなんと かなると思います。 どこから描き始めるかは、人によって違うみたいです。私の場合、まず枠線から引 いていきます。その後、吹き出し、書き文字。そして丸ペンで描く部分を原稿用紙 の左上から描いていきます。右利きの場合は、そうした方が乾いてないところ触ら ずに描き進められるから。左利きだったら右上から。丸ペンで描いたら次はGペンで 主線を描いていきます。 たくさんインクをつけすぎると、原稿の上でインクがボタッと落ちて悲惨な目に遭 う危険性があります。つけすぎちゃったら、インクの入れ物のふちで軽くインクを 落としてから描きましょう。 ペン入れは、慣れないうちはどうしても紙に引っかってしまうと思います。そんな 場合は、持ち方を変えたり、ペン先の角度を変えたりしてみましょう。描きやすい 角度がきっとあるはず。あとは練習あるのみです。それでもダメな場合は、ペン先 との相性が悪いのかもしれません。他の種類のペン先を試してみましょう。 また、紙が悪いという事もあるようです。ペン先を替えても改善されない場合は原稿用紙を変えてみるのも 一つの手です。 とにかく丁寧に丁寧に描いていきましょう。 よ〜く乾かしたら、次は消しゴムかけです。勢いよくやりすぎると、うっかり紙を グシャッてやってしまう事があるので、気をつけてね(笑) 手でおさえてる所から、外側に向かうように消していけばある程度防げると思います。手前をおさえている時、外側から手前に向けて消すと、グシャっといく頻度が高くなります。注意!! ↓「にゃわわ」ペン入れ後の原稿 |