ホワイト編

 ペン入れ編でもチラッと書きましたが、ホワイトは修正ペンやポスターカラーの白などの事です。 要するに、黒い部分を上から白く描ければ(または塗りつぶす)なんでも良いのです(たぶん)

ホワイトの道具

 上の写真は、コミック用修正インク、修正ペン、ミルキーペン、面相筆、小皿(お香皿)です。私が最近良く使っているのは、コミック用修正インクです。このようなインクは、いくつか種類が出ているようなので、好みにあったものを探してみると良いでしょう。

 ちなみにこの修正インクは、水で薄めて筆につけて使うタイプのものです。 慣れないうちは、薄め加減が分からず、初心者向きではないかもしれません。 水に薄める必要が無く、そのまま付けペンにつけて描けるインクもあるようです。ただ、ちょっとお高そうですが(汗)

 手軽な所ではミルキーペンでしょうか。目のハイライト、ベタ部分への書き文字なんかに便利だと思います。
 そして修正ペンは、原稿の汚れ、広い部分の修正に向いてると思います。


ちなみに目のハイライトを入れるとこんな感じになります。

ホワイト前後

どうです?キラキラうるうるした感じになったでしょう? キラキラ華やかな少女漫画の目にしたい時は、このようにホワイトを入れてみるといい感じになると思います。

目以外にも、髪の毛や、人物の主線にホワイトを入れてやると、どことなく神々しいような、眩しい感じに仕上がります。


★薄めるタイプのホワイトについて★
 先ほど言った、水で薄めて使うホワイトについてです。
 これはコミック用修正インクでなくても、ポスターカラーの白でも同じ事です。 水で薄めず直接筆につけてしまうと、ボテっとたっぷりのインクがついてしまいます。そのボテっとしたインクは、小皿やパレットなどになすりつけておきましょう。そんで筆に水を含ませ、なすりつけておいたインクと混ぜます。筆先で線を引いた時、ちゃんと細い線が引けるくらいになるよう薄めます。薄めすぎると、描いたところが白く残らなくなり、意味が無くなるので注意。そんな時はインクをつけたしましょう。
 そのへんの加減は、自分で何度もやってみないと掴めないと思います。 ってか私の下手くそな説明文読むより、実際にやってみた方が、絶対いい!
 何度も挑戦して、自分にとってベストな薄め加減を見つけてくださいね。



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